隣の芝生は青く見える~V6編~
KinKi一筋で20年近くを過ごしてきた私にとって、
友情!絆!青春!真っ盛りの関ジャニ∞との出会いは衝撃的でした。
KinKiコンではファンサという概念が全くなかったので、
初めて参戦したJUKE BOXで村上さんからお手振りを頂いたときは、
おぉ……これが噂のファンサ……!!と心臓を撃ち抜かれたものです。
しかし、KinKiと関ジャニ∞では年齢にもキャリアにも差があります。
「彼らは若いから、まだ売り出し途中だからサービス精神旺盛なんだ」と、
無理やり自分に言い聞かせて納得することも出来ました。
そんなある日、私は2度目の衝撃・SHOCKを受けることになるのです……。
V6という平和で楽しい大家族
私を∞ファンにさせた職場の同僚が、次にハマったのがV6でした。
図書館戦争で岡田君にうっかり恋してしまった彼女の影響で、
私もV6がTVに出ていると、何となく見てしまうようになりました。
折しも彼らは20周年イヤーに突入し、様々なTV番組に出演している時期。
昔から事務所担だったので、V6についてもある程度は知っていましたが、
20周年という節目に改めて見る彼らは、まるで本当の家族のようで。
アカデミー俳優・岡田准一もグループの中では可愛い末っ子で、
剛健は相変わらず双子感満載で、イノッチは良いお兄ちゃん。
長野君と坂本君はすっかり熟年夫婦という落ち着きっぷり。
20年も一緒にいれば上手くいかないときもあったんだろうけれど、
それを乗り越えて絶対的な絆を手に入れたんだなぁ……と、
ファンでもないのに目頭が熱くなるようなファミリー感がありました。
KinKiはよく夫婦に例えられますが、近頃では倦怠期?なのか、
「俺たちお互いに関心ないです」アピールが激しいので……。
V6の平和な空気がとても心地よく、羨ましかったです。
結果、20周年ライブのDVDをお買い上げ。
改めてベストアルバムを聴いてみれば良曲ばかりだし、
音楽番組に出れば一糸乱れぬダンスパフォーマンス。
何よりみんな、三十路四十路なのにビジュアルが衰えない!
勢いで20周年ライブのDVD(初回限定B)も購入しましたが、
ハイクオリティな歌とダンスに圧倒されっぱなしでした。
『野生の花』や『出せない手紙』は懐かしすぎて涙ちょちょ切れ、
『Supernova』や『GUILTY』では色気のあるダンスにときめき。
MCは安定の面白さで、イノッチの話の上手さに脱帽。さすがあさイチ。
そして、最後のファンからのメッセージが書かれたリボンシャワー。
剛君が正座のまま放心したように宙を見上げていたのが、
泣きたくなるほど美しくて胸がギュッと締め付けられるようでした。
これ以上のアニバーサリーライブってないんじゃないかな?と、
KinKiの20周年を目の前にして感動を使い果たした感じです(笑)
そもそも違うグループを応援しているんだから、
比べること自体間違っているんですけどね。
でも、V6の安定した家族感はめちゃくちゃ羨ましいです。
kinKiのあれこれで荒んだときには、DVDを見て癒されています。
隣の芝生を眺めてはため息をつく毎日。
それでもやっぱり、1番愛しているのは自担なんですけどね。